昭和6年(1931)生、香川県高松市出身。
幼少期に中耳炎を悪化し難聴となり、その後も高松空襲に遭うなどの中で刻苦勉励の末、香川大学から司法試験に合格し大阪で弁護士となる。37年(1962)久琢磨のもとに入門、40年(1965)教授代理、48年(1973)八段を允可される。53年(1978)大東流合気柔術琢磨会総務長となり、以来、多くの門人を指導、育成する。
平成14年(2002)弁護士の業績で勲四等瑞宝章受賞。23年(2011)古武道功労賞受賞、古武道協会理事に就任。27年(2015)年同常任理事。26年(2014)日本武道館発行の「月刊武道」に大東流合気柔術の技法解説を連載開始、これをまとめた「大東流合気柔術琢磨会 その技法と合気之術」を30年(2018)に出版した。
令和2年(2020)総務長を小林明彦に委嘱した。令和3年(2021)帰幽、享年九十歳。